空を見上げて
2008年
07月
05日
(土)
08:23 |
編集
黄河の水は清まない
中国大陸からの台湾旅行が解禁となる7月を前に、中国人と台湾人とが、
マナー違反の優劣を巡って言い争いを繰り広げている。
事の発端は同じ中国でありながら、マナーではこの両地方よりは進歩的
だろう香港紙の記事だった。
何を隠そう、香港でも大陸からやって来る観光客には悩まされていると
いう事情がある。
したがって、台湾も中国大陸からやって来る観光客には悩まされるだろ
うと、おもんばかった末の報道となった。
大陸観光客の振る舞いとして「ところかまわず痰やツバを吐き、ゴミを捨
てる」という話しにはじまり、傍若無人振りが披露された。
「台湾では、公共の場所はホテルのロビーを含めすべて禁煙だが、彼ら
は平気でタバコを吸い、ガイドが注意しても聞き入れない」
また、大陸人の習慣として、買い物の際には必ず値切るが、定価販売の
店でも「まだ3割から4割は安くなるはず!」と言い張る旅行客は店にとっ
て迷惑なんだけど、そんなことは御構いなしである。
痛いところを吐かれた容の中国人だが、これらの悪評を否定できないと
ころに、今の中国はある。
何かにつけて、中国4000年の歴史をかざして、世界の中華を信じて疑わ
ない国民だが、ことマナーに関しては世界のルールに従わざるを得ない
ことに戸惑いが隠せないでいる。
しかし、マナーの点では言われっぱなしだった中国人だが、台湾のこの
記事には目くじらを立てるはずだった。
観光客の受け入れ側である台湾の衛生局長が「大陸の観光客が伝染病
を持ち込むのを阻止するため、彼らが通った場所はすべて消毒する」と
発言した記事である。
しかし、中国は消極的だった。
そして、あろう事か中国紙の環球時報は、台湾の報道を引用して「日本
旅行に訪れた台湾観光客がマナー違反の連発で悪評を買っている」と
報じたのである。
「台湾観光客は、TPOを考えずに大声でしゃべるし、トイレットペーパー
を使用した後も、流さずにゴミ箱に捨てる。」などと台湾観光客のマナー
違反を紹介した。
驚くのは、一流ホテルに泊まり、洗濯物をベランダに干し、ホテルの雰囲
気を台無しにするなどの事例が取り上げられているが、こんな情報は聞
いたことがないし、ベランダのあるホテルとはどこ?
これらの事例は、いかにも古臭い。
さすがの中国4000年の歴史でも、黄河の水は清むことがない。
desktopの検索サイト。REMOTE DESKTOP、DESKTOP TOWER DEFENSE、DESKTOP VPN、PERSONAL DESKTOP、PARALLELS DESKTOPなどdesktopに関する各種情報をお届けしています。 http://manageable.stuartmembery.com/

